ご存知ですか?
「大森中診療所よろず相談」


写真
 

 大森中診療所の入口ドアを通ると右側に「よろず相談」の看板が目に入ります
か?小さな机の前に相談員が座っています。毎日いれば皆様にもっと利用していただけるかと思いますが、現在のところ月曜と木曜の午前中です。相談員は城南保健生協の小関理事長と私、副理事長の色部です。「よろず相談」というのはやや大げさではないか・・・と思う方かたもいらっしゃると思いますが、小関相談員は大田区議会議員を7期も勤めた大ベテランです。医療・福祉・介護問題はもちろんのこと生活保護、家賃、税金、相続問題など、その守備範囲は大変広いものがあります。この2月3月は確定申告の相談が多くありました。そのほかにも労働災害、職業病、交通事故、サラ金問題などにも対応してきました。私たちのところで対応できないときは、その道の専門家とのネットワークを生かすことになりますのでご安心ください。

人間同士の「連帯」が困難解決のキーワード

 今、医療保険、年金、介護保険などがどんどん「改悪」されて地域の皆さんがたの負担が大変です。お金がないから医療機関にかかれない、受診回数を減らす、夫婦・家族で受診の優先順位を調節するなど、こんな悲しい相談が増えています。何よりも大切な命が金の有り無しで左右されてしまいます。こんな世の中だからこそ私たち一人一人が自分を大切にし、家族を大切にし、地域の人たちに思いをめぐらせていく人間同士の連帯が求められています。高齢者、障害者を含め、あらゆる人たちに優しい街づくりがもとめられています。私たちの「相談所」は、いっそうみなさんのお役に立つよう相談員としての技量も向上させていく決意です。もちろん相談の秘密は厳守します。そう遠くないうちに毎日相談に応じられるように体制も強化していきたいと思っています。
(大森中診療所「よろず相談」相談員 色部祐)

>>刊行物目次に戻る





ホームご案内すずらん集いの場グループホームゆたか調剤薬局お知らせ │ 刊行物 │ リンクご入会お問い合せ

Copyright (c) 2001 Jonanhoken., All rights reserved.