リーダーを明確にすることが重要

　１１月９日（水）大田病院の職員を対象に救急救命法の実技学習会が行われました。広くて複雑な構造の院内で患者さんが急変し、医師以外の職種がそのような場面に出くわすことも予想されます。そんな時、病院職員なら誰でも対応出るようにと他職種も交えた学習企画となりました。
　当日は医師７名のほかに他職種も１３名が参加して、アンビュー、心マッサージ、除細動器の実習を行いました。実技学習会は、さまざまな場面を想定して、発見者役やサポート役を決め、本番さながらの緊張した雰囲気の中で行われました。
　今回の企画を提案された大田病院の岡田尚子医師はまとめで、「救急救命にあたるメンバーのなかで必ずリーダーを明確にすること。循環の確認（心臓が動いているかどうか）は全身状態をよく観察すること。」が重要であるとの指摘がありました。